2010/03/30

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その7 <高橋大輔のモノマネをする小塚崇彦>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その7
<高橋大輔のモノマネをする小塚崇彦>

その6.6から続いています。
演技のABCについてはその2をご覧ください。

小塚選手は言いました。
「ソチでは、高橋選手のような演技をしてメダルを取りたい」と。

昔、小塚くんは、高橋君のモノマネをやったことがあります。
表現力を学ぶのには、ちょーおすすめの練習法です。
あれは、小塚君的には、高橋君のスケーティング技術を勉強しようとして
モノマネしたらしいですが
ぜひそれだけにとどまらず、
とことん追求して真似てほしいです。
ものまねを真剣にやって、それでどのように表現力が学べるかと言いますと……

小塚選手が、どんなに上手に高橋選手の演技をモノマネしても、
「自分の演技はなんか物足りない、なんか説得力がない…」と思うでしょう。
そこでいっぱい悩んで、試行錯誤してほしいんだな。
なんで?どうして?こうやったらどうだ?これならどうだ?と。
(ガンガン録って、がんがんモニターして下さい。何十回も。)
そこでいっぱい悩んで悩んで研究して研究。
物足りなさを克服しようとすると、
A→B→Cでななくて、CあってのA・Bなんだ!と言うことに気づきます!
Cのスイッチが入ります!

CあってのA・Bだと気づいたら、視線が違ってくる。
タメがでてくる。動きが残る様になってくる!
これが、Cのスイッチがはいったということ!

ひとたびスイッチがはいったら、安藤選手のように、目が覚めたように表現力が光ってくるよ。
しかもそのスイッチは、一たび入ったら、二度と切れません。。

前にも書きましたが、
表現力って、だんだんついてくるんじゃなくて、
ある日突然、スイッチが入ったようにピンと来るもの。

それは、
いままで、つねに顔の前にレースのカーテンがかかったまま演技していたのが、
急に目の前がくっっきりはっきりみえて、
すっごく演技しやすくなる感じ。
ちゃんと前を向いて歩いてる感じ。


高橋選手、安心して下さい。
高橋選手は、一曲をあれだけ自分のものにする事が出来る人なので、
先に述べたように、それは誰にも真似できません。
どんなに小塚君が練習して真似できたとしても、
それは表面だけ。
情熱的なところまではコピーが出来るわけがありません。
もし小塚君が情熱的な演技が出来たとすれば、
それは、小塚選手自身の思い(経験や考え)にもとづいた動きなので、
その時点で、その曲は小塚君が自分のものにしたという事です。
もうモノマネではなくなっているんです。

あー、これ伝えるの難しいなぁ。

その8に続く。

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2010/03/28

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6・6 <演技を“自分のものにする”とはどういう事だ?>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6・6
<演技を“自分のものにする”とはどういう事だ?>

演技のABCについてはその2をご覧ください。

演技のCから入った動きは、
「はい、ここで目をとじて」とか
「はい、ここで手を組んで」と、
人に言われてやる動作ではないんです。
(振り付けは、動きの目安と考えよう)

だって、その人自身の動作、その人なりの表現ですから。つまり、
その人の経験に基づいた動作、
その人の経験に基づいた考えがそうさせている動作。
(その目安として振り付けを参考にするっていうか、
あらかじめ見映えの良い動きを“振付け”として決めておくという感じ)

だから、決して他人には真似できないんです。
だから「自分のものにしている」と言われるんです。
「自分のものになった」ということです。

その人の経験に基づいた動作……
タラソワさんが真央ちゃんに
「恋をしなさい」って言ったのは、こういう理由からです。

ただ言われたとおりにやる動きは
(演技のA,Bからはいるタイプの選手)
やはり、視線や視線の距離感や表情がありませんので、
自分の経験や考えがはいってない、
やらされている演技だということがわかります。

役者さんと違って、
台詞がないですから、ごまかしがききません。
台詞で表せないから難しいです。

高橋大輔選手の演技は、完全に彼のものです。
誰にも真似できません。

(自分の考えや経験)(技・振り付けなどの動き)
(ストーリー)(音楽の曲想やアクセント)の4つが
うまくシンクロしている……って、言葉で書くと難しいなぁ。
これを頭で考えちゃうと駄目なんだな~、
心で感じながら……って、ますます難しい?!

……ま、ぼちぼちお話します。

その7へ続く

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2010/03/28

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6.5 <表現しやすい感情とは?>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6.5
<表現しやすい感情とは?>
演技のABCについてはその2をご覧ください。
 
安藤美姫選手は、トリノ五輪の時とバンクーバーでは、
表現力がかわりました。
安藤選手は、演技のCから入る事を知ってしまったんです。
これは、練習しているうちにだんだんと出来るようになるんじゃなくて、
“あ!表現するってこのことか!感情を入れるってこのことか!”
と、ある日突然、スイッチが入ったようにピンと来るんです。

ついでにいいますと、楽しさや喜びを表現するより、
悲しさや辛さ、寂しさのほうが表現しやすいです。

だって、
演技は一人でやるものでしょう。
一人で泣く事はあっても、一人で喜ぶ事は、
人生の中でそう経験がないですからね。

昔、なんのCMだったか…
「一人で泣くのは簡単だけど、一人で笑うのは難しい」っていうフレーズがありました。
名コピーだと思います。

その6.6へ続く
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2010/03/26

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6 <小塚崇彦が脱いだ!女性ファン喜ぶ。>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その6
<小塚崇彦が脱いだ!女性ファン喜ぶ。>

毎度、意味深なタイトルを付けてごめんなさい!(^^)!

女子が脱ぐと男子が喜ぶのは、
アダムとイヴがリンゴを食べたのがきっかけだったでしょうか。
男子が脱いでも女子が遠慮なく露骨に喜ぶ(しかも腹筋を触りたがる)のは
何年前からでしょうか?

いやー、小塚君が脱いだら大歓声だったね。

といっても、ジャケットを脱ぎ捨てただけなんですけど。
(エキシビション「クローサー」のときのコスチュームのジャケットがリバーシブルになってて、曲の途中で裏返して着るというシーンがあるんですが、そのお着替えがうまくいかず、でもジャンプは跳ばなあかんし、で、思わずジャケットを脱ぎ捨ててタンクトップ姿になり、直後に3サルコーを跳んだというシーン)

最初から脱いで出てくるより、そういったトラブルで脱いじゃうとこが、
ワクワク感というか、お得感というか、
とにかく女性がよろこんだ!わけです。

それにしてもいい表情! 
EXだからか? ノリのいい曲だからか?
来季は、ぜひあの表情を生かして戦ってほしい。
「あれは一般ウケを狙ったプログラムですから」
というなかれ。EXのように、
表現を楽しめば楽しむほど、表情力がアップする。

その6.5へ続く
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2010/03/25

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その5 <EX、クローサーを堪能する。>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その5
<EX、クローサーを堪能する。>
その4から続きます。

だからって、小塚君にもいろんな表情を見せろってか?
うーん、でも、ショートもフリーも
クールで通してしまう小塚君も捨てがたいんだよなぁ。

それを世界が認める魅力と言うならば。

知ってますよ、いろんな表情見せてくれる小塚君も。

当然、EXは評論なし。
純粋に、男子・小塚崇彦を堪能するでございます。

クローサーの時は前髪を下ろしてる。
あれがまたいいんだよね~ (^-^)

やわらかい顔、かわいいです。

さあ、何人の女性が、ベッドにはいって
クローサーのフィニッシュポーズで寝ているでしょうか?

ちなみに、私もやったことあります。(爆)


サタデーナイト、ラストダンスなどの以前のプログラム、
今の小塚君ならどう演じてくれるんだろう。
見てみたいです。

その6へつづく
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2010/03/24

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その4 <クールな小塚君に惹かれる表現力評論家>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その4
<クールな小塚君に惹かれる表現力評論家>

その3.5から続きます。

(表現力について語らせていただいています。
演技のA・B・Cについては、その2をご覧ください)

小塚君が演技のCから入れているところは、いま思いつくところでは、
ショートの最初の、さわやかウィンク(全日本ではセクシーウィンクだった)と、
最後の、ワイルドに顔を上げるところ。
本人も、はっきりしたものが心にあるから、とてもやりやすい動作というか、
自分でも心配なくやれている振り付けだと思いますよ。
<思い>に伴った表情が出ていると思います。

ここだけの話、このブログに
「小塚崇彦 ウィンク」のキーワードで検索してくる人の多いこと多いこと!

いやー、でも、ほんと、小塚君はカッコイイです。
クールで。(このクールは、“涼しげ、かっこいい”という意味にとって下さい)
表現力評論家としては、表現は表情が命と思っているのに、
クールで通してしまう小塚君に惹かれて惹かれて…。。
どうしてかなぁ…

そこが不思議な魅力。

クール……というか、ノーブル(noble)と言ってしまおう。

小塚崇彦のノーブルなスケーティングは、世界を魅了する……

しかし!ここで小塚君を甘やかしては、オリンピックでメダルが獲れないんだ!


さて、浅田真央ちゃんを5番にしたのは(その1をご覧ください)、
ショートとフリーで、表情をガラリと変える事が出来ているから。

しかし、本当に曲想やストーリーによる表情かどうかは疑問。

フリーは、終盤に近付くにつれて“バテバテになった苦しげな表情”
に見えてしまうからだ。

おそらく、
曲想・曲の意味を表わそうとしている表情ではない。
どちらかというと、
“キムヨナちゃんには負けないわ!
絶対完璧に滑って見せる!
絶対フリーで逆転して見せる!”
という思いのほうが強い表情だ。

曲想にあった険しい表情というより、
激しい演技にバテバテの苦しげな表情に見えてしまうのは
私だけじゃないと思う。

その表情を、“表現による表情”とジャッジが見るか、
私のようにとるかはわからない。

演技のCがわかると、
高橋大輔選手のように1曲の中でいろんな表情を
見せることができるようになる。すると、

例え苦しくて険しい表情になったとしても
それは、見る人に感動を与える表情に、必ずなる。

その5に続く。
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2010/03/22

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その3.5  <演技中の集中力とはなにか、雑念とはなにか。>

小塚崇彦選手をえこひいきする表現力評論家 その3.5
<演技中の集中力とはなにか、雑念とはなにか。>
(その3から続いてます。)

(表現力について語らせていただいています。
演技のA・B・Cについては、その2をご覧ください)


浅田真央ちゃんも小塚崇彦君も、演技のCを身につけると、ぜったいにいいメダルが取れると思う。

高橋大輔選手のように、演技のCからはいれるようになれば、AとBはたいして練習しなくても、
また、たいして説明してもらわなくても分かるようになる。
言われなくても、指先まで気持を込める事が、自然とできちゃうってこと。
だって、CあってこそのA・Bなんだから。
(真央ちゃんと小塚君は、指先に演技の神経が行き届いてないですね、まだ。)

それに、Cが強ければつよいほど、緊張とかプレッシャーとかいう雑念は入りにくい。

高橋選手のフリー、出だしの寝ているところでは手が震えていたけど、
起きたら大丈夫だった、というのはその表れです。

演技を始めたら、演技のCのことであたまがいっぱいになるので、
緊張とかプレッシャーという雑念がはいる余地がないんです。
(考えてる事全体を10とするならば、演技Cのことなど、想像することに8、エレメントなど理性や現実に2の脳を使ってるってとこでしょうか。ざっと、右脳対左脳が8対2。)

この比率が逆転すると、“やらされてる感” が見える演技になっちゃう。
当然、“緊張”のパーセンテージも高くなる。
そうなると、表現者として、× ということになる。


その4に続く

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